生き方

「信念を持って貫け」と高校3年のときの担任の先生は教えてくれました。
今日はそれが以下に難しいかということを感じた日でした。
私には自分の夢に向かって走り続けている素晴らしい友人が何人もいます。
ついさっきのことでした、携帯に着信があったのでワン切り(ケチ)で返し、電話がつながると、いつも通りの(ちょっと軽薄な)感じで話す友人。
しかし、話の本題は「今日仕事をやめた」という内容。
私は内心かなり動揺し、まあ本人が決めたのだし、経緯もよく分からないので「またいつでも電話して」といって電話は切りました。
私は中学校のときから彼の目標を知っていますから、きっと彼を一番応援している部類に入ると自負しています。電話では、「若いし、これからどうにでもなる」とありふれた言葉しかかけれませんでしたが、内心では「絶対にこの夢をあきらめて欲しくない」と思っています。中学のときに持った目標を持ち続けることはそうた易いことではないと思います。私自身、今の「弁護士になりたい」という目標を持ったのは、大学に入ってからのここ数年です。中学から何度目標が変わったことでしょう。人間はふとしたきっかけで「これだ」という目標に気づき、そこに向かって努力するものだとは思います。目標に気づくのが遅いか早いかは一見関係ないようにも思えます。しかし、思春期から青年期を過ごしている私たちは、一番心揺れ動く時期でもあります。そんな時期に一貫して自分の目標に向かって努力するということは、実は難しいことだと思うのです。ですから彼がここまでこうしてこれたことに大きな価値があると思います。
彼の目標達成にとって、今日辞めた職場がどんな意味を持つのか、私は知る由もありませんが、仮に職場を変えることになっても、自分の目標に突っ走って欲しいと心から願います。