この茶番は何だ

悪ふざけとしか思えない。
居並ぶ閣僚の薄ら笑いが極めて不愉快である。
中川発言は首相権限、官邸機能強化を掲げる自民党の政策の現れだろうか?
私は、中川発言には「偉い人に従え」という意味が含まれていると思っている。
要は「美しい国とは、偉い人には忠誠心を持って黙って従え」ということである。
戦前戦中のきな臭い思想と同じではないのか?
小学校などで、「大臣さんたちも首相にあいさつしているから、あなたたちもきちんとしなさい」式の安易な指導がおこなわれてはいないか、心配である。
あいさつは、相手が偉いからするものではない。

閣僚、会話やめ一斉に起立=20日午前の閣議
2月20日13時1分配信 時事通信


 自民党中川秀直幹事長に閣議時の「マナーの悪さ」を指摘された安倍内閣の閣僚は20日午前の閣議に臨み、全員が一斉に起立して安倍晋三首相を迎え「おはようございます」と大きな声であいさつした。閣議前は数人が会話していたが、首相入室後も続ける閣僚はいなかった。
 この後の記者会見で、塩崎恭久官房長官は中川氏の指摘について「意味がよく分からない部分があった」としながらも、「内閣に頑張れというエールだと思う」と述べた。 

↓写真↓
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070220-05040268-jijp-pol.view-001